「SDGsとICT」研究会
持続可能な開発目標(SDGs)が2015年に国連総会で採択され、国連加盟国は17の目標達成に向けて努力することとなった。これを受けて、産業界による目標達成への行動も期待されている。この状況の下、多くの企業がその本業を通じてSDGsの目標に取り組んでおり、その活動内容・アプローチは分野・業種により多種多様であり、お互いのコミュニケーションが求められている。そしてその裏付けとして定量的な評価指標を活用することの重要性が高まっている。一方、社会基盤の根幹をなす技術としてIoTが浸透しつつあるが、これに関連してLCA日本フォーラムでは平成18年に、「ICTの環境効率評価ガイドライン」を発行しており環境の定量的指標の活用について整理してきたところである。
そこで本研究会ではIoTを題材にSDGsに向けての各分野の繋がりの可能性と、IoTとSDGsを考える際にLCAをどのように活用し得るのかを検討する。研究会の各回ではIoTをキーワードに様々な分野で活躍する方々をお招きし、SDGsへの取組においてIoT分野との効果的な協業の在り方を探ってゆく。また、検討を通じて見えてきた、SDGsへの取組における課題点を整理しLCAの効果的な活用方法を検討する。
① IoTを活用したSDGsへの取組(構想を含む)の事例検討
② SDGsにおけるLCAの活用の在り方のとりまとめ
千葉大学大学院工学研究院 都市環境システムコース 教授 松野泰也
株式会社 東芝 技術・生産統括部 小林 由典
日本電気株式会社 環境・品質推進本部 中山 憲幸
株式会社 日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部 並河 治
富士通株式会社 環境・CSR本部 山崎 誠也
開始 : 2018年12月~
終了 : 2022年3月
発表者のスライド、議事メモ、および、とりまとめをLCA日本フォーラムのホームページに掲載する
参加費はありませんが、交通費、資料作成などは参加者負担となります。
(会場・備品および配布資料は事務局にて用意致します。)