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研究会・WG

日本LCAフォーラム「ICT(情報通信技術)事業の組織のLCA」研究会

背景と目的

ICTの環境負荷削減に関して、企業レベル(企業が提供するサービス全体)の効果量の推計について、共通の枠組みにより集計し、公表していければ、国全体としても定量的に把握できるのではないかと考えられます。さらに、効果の見える化によりICT活用による社会全体の低炭素の進展を加速させると考えられます。

WGでの目的は、そのための共通の推計方法およびICTを提供する会社ならびにICTを導入する会社の環境経営のGreen by ICTに関するKPI((key performance indicator:重要目標達成指標)の確立です。背景として、既にLCA日本フォーラムのWGにて個別のソリューションについて算定法について検討済みでありますが、企業総体(国総体)で捉える際に、全てを積み上げることには限界があるため、財務諸表に記載項目などの経営指数に、何らかの原単位を基に経営の機能部数(売上やユーザー数)を乗じて把握する必要があると考えられます。

ICT事業の企業レベル(企業が提供するサービス全体)の効果量に対する共通推計方法について検討・議論し確立を目的とします。

活動期間

  • 開始:平成25年1月
  • 終了:平成26年12月(予定)

ICT(情報通信技術)事業の組織のLCA研究会WGメンバー

委員長 松野泰也
(東京大学大学院工学系研究科研究科マテリアル工学専攻 准教授)
委員
WGメンバー
NTT環境エネルギー研究所
株式会社NTTデータ
富士ゼロックス株式会社
株式会社東芝
日本電気株式会社
株式会社日立製作所 
富士通株式会社

活動報告

情報通信技術(Information and Communication Technology, ICT)による企業レベル(企業が提供するサービス全体)での特にCO2に焦点を当てた環境負荷削減量を推計するための一般的な枠組み、原則、要求事項等を記載したガイドライン「情報通信技術(ICT)事業のCO2排出削減量の推計」を作成しました。

情報通信技術(ICT)事業のCO2排出削減量の推計ガイドライン(β版)